05-05-オーラルディアドコキネシス測定アプリケーションの開発

05-05-オーラルディアドコキネシス測定アプリケーションの開発

1.(社)桐生市歯科医師会 地域医療連携プロジェクト 口腔ケア部門
2.インターネットPCサポート
3.iS Prime.inc(株)

1.○星野浩之,小林 司,金子浩之,大澤 遵,増山剛義,金子孝和,中島正光,田中清貴,須永 亨,須永 實,塩崎泰雄 2.長秀則 3.石原則和

桐生市歯科医師会は、厚生労働省「地域医療再生基金事業」の一環として、平成22年度より4年間受託した“地域医療連携プロジェクト”を企画運用中である。口腔ケア部門では、前回の第4回桐生地区口腔ケア研究会で発表を行った口腔機能向上プログラム「口から健康プログラム」呼称:口健(くちけん)を平成23年10月より開始した。

口腔機能向上プログラムを実施するためには、口腔機能の客観的な評価は欠かせない。この評価方法の1つとしてオーラルディアドコキネシス(「パ」「タ」「カ」などの決まった音を繰り返してなるべく速く発音させ、その数やリズムの良さを評価する方法)が広く用いられている。

そして、前回の研究会で同時に「汎用機器を使用したオーラルディアドコキネシスの測定法」としてApple社製のiPadとアプリケーションのGarageBandを使用する測定方法を紹介した。

この方法はIC 法と同等の精度を持ち、ペン打ち法に近い手軽さで測定が行える方法である。そして、今後、専用のアプリケーションの開発により、さらに簡単に測定することができるだろうと口演を結んだ。

今回われわれは、iPhone, iPod touch そしてiPadでも使えるオーラルディアドコキネシス測定アプリケーションの開発を、桐生市内のソフトウェア開発会社と協働で始めた。このアプリケーションの特徴としては、1)持ち運びが容易。2)操作が簡単。3)測定精度が高い。4)データの保存が確実。5)結果の比較ができる。6)パソコンにデータの集積ができる等がある。このアプリケーションの普及により、誰もが容易にオーラルディアドコキネシスの測定ができるようになるであろう。

このことは口腔機能を客観的に評価するうえで介護予防関係者に利便性をもたらすだけでなく、一般市民にとっても口腔機能に対する関心を高めるきっかけとなり、広く口腔機能の維持向上に役立つであろう。

今後、さらに普及をはかるためには、他のスマートフォンでも使用できるアプリケーションの開発が必要であると考える


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