05-04-桐生厚生総合病院歯科口腔外科に於ける障がい者歯科治療についての-報告(その1)

05-04-桐生厚生総合病院歯科口腔外科に於ける障がい者歯科治療についての報告(その1)

1(社)桐生市歯科医師会 地域医療連携プロジェクト 障害者歯科部門
2桐生厚生総合病院歯科口腔外科
○金子孝和1,今井正之2,星野浩之1,小林 司1,金子浩之1,大澤 遵1,増山剛義1,
中島正光1,田中清貴1,須永 亨1,須永 實1,塩崎泰雄1

桐生市歯科医師会と桐生厚生総合病院は、厚生労働省「地域医療再生基金事業」の一環として、平成22年度より4年間受託した“地域医療連携プロジェクト”を企画運用中である。

本プロジェクトは1)障害者歯科部門、2)口腔ケア部門、3)普及啓発部門、4)総括部門にわけられ、桐生市・みどり市の医科、歯科、介護、行政など多くの関連団体と連携を図りながら、地域住民の安心・安全な生活を支援すべく、歯科医師会が二次予防事業と障がい者歯科治療に貢献出来る大きな事業になると考えている。

今回は本プロジェクトの内、障害者歯科部門で進める「障がい者歯科治療とメンテナンス」事業について紹介するとともに、今後の展開について述べる。群馬県に於いて、障がい者の歯科治療を標榜する病院は極めて少ないため、当該患者の歯科治療が難しく、家族の負担も大きい現実がある。

本事業は障がい者の口腔環境を、全身麻酔下の集中治療により短期間に改善することで、QOLの維持向上を支援する。更に、その後歯科医院との連携により障がい者が身近な歯科医療機関で継続したメンテナンスに取り組める環境を図ることにある。

事業内容は、当会会員が歯科口腔外科に出向し全身麻酔下の集中的歯科治療を行うと共に、治療後のメンテナンスを当該歯科医院が担うことによる連携診療体制である。

この事業は端緒に付いたばかりであるが、地域医療再生事業の費用を使った、桐生厚生総合病院歯科口腔外科の拡張工事と、障がい者用歯科治療チェアーの増設など診療環境の整備と、これに伴う当会会員との協働作業の中で、平成24年度からの「障がい者歯科治療とメンテナンス」事業の実施を計画している。

当プロジェクトの今後の活動の見守りと、ご協力をいただければ幸いである。

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