03-04 要介護高齢者と歯科衛生士 ~介護現場での対応~

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03-04 要介護高齢者と歯科衛生士 ~介護現場での対応~

NPO法人群馬県歯科衛生士会,特別養護老人ホーム サンライズさかいの
○新井喜代子

口腔の健康は身体が健康なときにはセルフケアを中心に維持される。しかし,要介護者の場合には,疾病,身体の障害あるいは認知症などによりケアが行ないにくい状態にある。このため口腔機能の低下,感染症などさまざまな問題を抱えている。

要介護高齢者に行なう口腔ケアの効果については,口腔疾患の予防,あるいは誤嚥性肺炎など呼吸器感染症の予防,摂食・嚥下障害の軽減による栄養状態の改善,意識レベルの改善,さらには全身の健康や社会性の回復にもつながる。そのため,看護,介護職の間でも口腔ケアへの関心が高まり,取り組みも行なわれている。このような状況の中,歯科保健担当者として歯科衛生士が行なう口腔ケアについては,口腔状態と全身状態とを考慮した質の高い,また科学的根拠(EBM)に基づいた〔専門性〕が求められている。

施設内での口腔ケアの重要性に対する認識は深まってきているが,施設職員の口腔ケアに対する取り組みには知識や技術のばらつきがある。施設入所者の口腔状態・介護現場でのヒヤリハット等をもとに紹介する。

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